「グランドハウス」報告書
東北ヘルプは、2011年3月18日に誕生します。
当初は、「情報と募金」の集約・整理・分配を目的としていました。その「情報と募金」は膨大なものとなりました。皆様のご支援に感謝の言葉が追い付きません。しかし一方で、「募金」をどのように使ってよいか、大きな戸惑いと不安を覚えました。私たちは、「二人の牧師が担う事務局」に過ぎなかったからです。
そこで、私たちは多くの教会やNGOに協力を求めました。地元の働きから見える風景を共有させていただき、その現場から生まれる必要に応えるセンターとして、東北ヘルプ事務局を用いたいと思いました。その構想は、「グランドハウス・プロジェクト」と名付けられました。東北の支援者の「大きな家」でありたいと願ってのことです。
このプロジェクトは、1年の予定で、2011年7月に始まりました。それは今も継続中です。不思議な気がしています。
ここに、2年目の第3四半期報告書をお送りいたします。皆様への感謝の表れです。
どうぞ、御高覧を賜れば幸いです。
(2013年6月7日 川上直哉 記)