シリーズ福島は今 第四回 相馬・南相馬報告(11月)
先月に引き続き、津波と放射能の「二重の被災地」である福島県「浜通り」の方々への支援報告を御紹介します。
今、年の瀬です。この報告書の中に、浪江という町の方の言葉が紹介されています。私は、この方とは別の方から、「今年もまた、年賀状を書く気になれない」という言葉を聞きました。 「二重の被災地」の重みを思います。
そうした中でも、クリスマスがやってきます。今日は12月25日でした。
被災地では、今年も多くのクリスマスイベントが行わています。絶望の中に希望の灯があることを宣言する季節です。私たちもそうした働きに連なりたいと願いながら、この年を終えます。そんな思いを込めながら、「二重の被災地」からの支援報告をご高覧いただきたく存じます。
(2012年12月25日 川上直哉 記)