名古屋での講演 「震災の備え」 と姉妹教会プロジェクト

2013年5月26日、東北ヘルプ事務局長 川上直哉は、名古屋キリスト教協議会の皆様のお招きに与り、講演をさせて頂きました。午前中には、日本イエス・キリスト教団名古屋教会で礼拝奉仕をさせて頂き、そして午後、左のチラシの通り、「震災の備え」について、語りました。

名古屋は、私たちにとって重要な場所です。
東北ヘルプの「姉妹教会プロジェクト」は、 この地での会議から始まりました。

今、このプロジェクトはその意義を新たにし始めているように思います。
それは、3年目の被災地の現実を踏まえてのことです。

今回の名古屋での奉仕において、やはり、一つの転機がありました。
それは、姉妹教会プロジェクトの新しい展開を、望見する時を得たことでした 名古屋で、東北ヘルプのミッションを言葉にする一歩が、進められたのです。

それは、「地の塩・世の光」ということでした。

「地の塩」とは、地域に仕えるということです。
それは、教会の業です。
東北ヘルプは、姉妹教会プロジェクトなどを通して、 教会の業を支援したいと願っています。

「世の光」とは、情報という支援です。
暗い隅に痛みがたまります。
その痛みの中に、教会は十字架を見、励むでしょう。
それは暗い隅のことですから、見出し難い働きです。
それ故に、祈りの支援が必要なこの働きは、孤立しがちなものです。
ここを支援するために、情報を適切に取り扱う。
その為の訓練を、東北ヘルプは受けているように思われます。

これまで、姉妹教会プロジェクトの報告は、 ホームページにあまり載せることができませんでした。
これから、この点も整理し、見直してまいりたいと思います。

そのきっかけとなりました大切な名古屋の出会いの喜びを、 講演の要旨の報告と共に、ここに記しました。
どうぞ、引き続き覚えてくだされば幸いです。

(2013年6月14日 事務局長 川上直哉 記)

前のページへ戻る