「宗教者」に求められていること

今年、2015年3月11日に
「中外日報」さまにご掲載いただきました記事をご紹介させていただきます。

この震災の災害救援の中で、宗教者は様々な活動を行ってきました。
「生活再建」、「教育者」「ソーシャルワーカー」「カウンセラー」のような活動もありました。
それぞれの教会、宗教団体がそういった人道支援活動を
祈りをもって力強く支えて下さったことは、
宗教団体の持つ大きな可能性であったと感じています。

しかし今回の震災の中で、改めて宗教者に求められた役割があります。
それは「宗教者」としての役割です。

震災から4年を迎えました。
この4年の働きで宗教者の働きをどう振り返ることができるのか。
「宗教者」が「宗教者」として社会の中で果たすべき役割は何なのか。
現在の私たちの活動の意味を考えるためにも、
そのことを改めて振り返ることが、必要かもしれません。
そしてこのことは、震災を越えて、
全国の皆様と分かち合わなければならない、大切な経験だと感じるのです。

「心の相談室」の働きでかかわりを持ってくださいました、
金田諦應老師、鈴木岩弓東北大教授、川上直哉東北ヘルプ事務局長の
全3ページの対談記事です。

(2015年7月3日 東北ヘルプ理事 阿部頌栄)



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