「復旧を超えて」
ニュースレター2018年夏号の公開






皆様の日ごろの祈りに心から感謝申し上げます。
東北ヘルプのニュースレター2018年クリスマス号を公開いたします。

震災から7年と9か月を経ております。
ここまで多くの方がお支えくださったことを心から感謝しつつ、
寂しさを思う2018年の歳末です。

宮崎から福島県郡山市に単身赴任で来てくださっていた、
金子千嘉世先生が神様のもとに召されました。
仲間が旅立つ寂しさを思います。
それでも金子先生が残してくださったものを大切にしたいと思います。
残された一番のものは、もちろん空虚な寂しさではありません。
金子先生の温かさであったり、芯を曲げない生き方であったり、
そういったものをわたしたちはたくさん目の前で見させていただきました。
その「種」をどのように用いるのかは、
種を受け取るわたしたちに問われているように思います。
金子先生のことだけではありません。
わたしは今回のニュースレターを読む中で改めて、
被災地にまだまだ「荒野」が残っていること、
そこに懸命に「種」をまき続ける人々がいること、
その種の「実り」をどのように用いるかを真剣に模索している人々いること、
を思わされました。
今回のニュースレターで取り上げさせていただいたそれぞれのお働きは、
荒野にまかれ続けている尊い種であり、その実りのように思われました。

まだまだ多くの課題が残る被災地で、
共に生きることの意味を問われている想いです。
どうぞニュースレターをご高覧いただきまして、
祈りを共にしていただければと存じます。

(2018年12月19日 東北ヘルプ理事 阿部頌栄)

※ 右の画像をクリックいただけますと、
各記事をPDFでご覧いただけます。






<ご挨拶> オツカレサマデシタ
東北ヘルプ代表:吉田隆




<記事1> 巻頭言
東北ヘルプ事務局長:川上直哉




<記事2> インタビュー:
放射能計測所の、これまでとこれから
食品放射能計測所「いのり」職員:笠松絹子




<記事3> 追悼文 
「金子千嘉世先生の『祈ってるよ』と
『よろしくお願いします』」
元東北ヘルプ理事:井形英絵




<記事4> 市営住宅でのインド舞踊「ギータンジャリ」
東北ヘルプ理事:中澤竜生




<記事5> 「美談」の裏に潜む、「現実」
被災者と支援者、ボランティアとは
デザイン&編集プロダクション 
アイ・プロジェクト ディレクター:鈴木範子




<記事6> 「扶助基金」第二段階へ
扶助基金実行委員会 委員長:中澤竜生




<記事7> 広島県呉市 西日本豪雨災害レポート
東北ヘルプ理事(基督聖協団仙台宣教センター):
中澤竜生




<記事8> キリシタンの足跡を見つめ、
400年後を見据えて
「東北キリシタン・ツアー」のプロジェクト進捗報告
仙台白百合女子大学カトリック研究所客員所員:
川上直哉(東北ヘルプ事務局長)




<記事9> インタビュー:
気仙沼「障がい児支援」の展開
東北ヘルプ理事:秋山善久




<記事10> 巻末言
東北ヘルプ事務局長:川上直哉




収支計算書・献金感謝






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