震災8年目を見つめて 「密着と直結」
ニュースレター2018年春号の公開






東日本大震災から丸7年を経ました。
被災の傷跡から、被災者はどのように歩むことができたでしょうか。
また支援者は被災者の方たちと共に歩むことができたでしょうか。

東北ヘルプは毎年3回程度、ニュースレターを発刊してまいりました。
直近に発行した「2018年イースター(春)号」を、ここに公開いたします。
(次号は6月末に発行の予定です)

今も各地で活動をされている支援者がおられます。
今回のニュースレターでは、震災8年目をテーマに、
その皆様にインタビューをさせていただきました。
それぞれの現場で見えておられること、感じておられることを、
現場の声として、皆さまが率直にお話しくださいました。

これまで、わたしたちは東北ヘルプの活動の目標としてある言葉を考えていました。
それは「密着と直結」です。
「密着」とは、地域に根差した活動を行うこと。
またそのように活動されている支援者と協同すること、を目指しました。

「直結」とは、その活動を地域を超えて世界へ直接に伝えていくこと。
その中で祈りの連絡をつなげていくこと、を目指しました。

これらがどこまでできたのか。
7年の歩みの中で、心もとないところもありますが、
それでも被災地を憶え、
またわたしたちの活動を憶えてくださる方々に支えていただきました。

8年目を歩み始めるにあたって、
わたしたちは改めてこの「密着と直結」を目標としたいと思います。

今回のニュースレターは、
この目標を改めて見つめなおしたものになっております。
ぜひ被災地に「密着」した支援者の声をご一読いただきまして、
被災地に皆さまが「直結」し、祈りにお憶えいただければと願っております。

(2018年3月22日 東北ヘルプ理事 阿部頌栄)

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